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緑を活かし共に生きる 日造協の「VISION21」

地域と生命・財産を守り、社会と暮らしを彩り、心の豊かさを育む
人と自然が共生する造園は、
私たちの生活にもっとも身近な『緑の景観・環境』創造事業です。

 造園建設業とその技術領域は、伝統的な作庭技術などとしての景観づくりの特色を活かして、私的な庭園から公園などの公共的空間へと広がり、さらに都市空間、自然空間にまで及ぶ総合的なオープンスペースを系統的に秩序づける技術へと発展してきました。
  今日、造園建設業に求められる『緑の景観・環境』創造事業の領域は広く、公共・民間の分類から公・共(コモン)・私へと変わり、人と自然を取り巻くありとあらゆるエリアが対象になっています。
  公園緑地の整備は、人々の憩いの場に止まらず、防災・避難において大きな役割を担っています。
  また、ヒートアイランド対策としてビルの屋上緑化・壁面緑化が注目されており、地球温暖化対策についても都市緑化・緑地保全は重要な施策となっています。 ストレス社会、少子高齢化社会の今日、緑のある暮らしと環境はメンタルケアや教育面での効果が期待されています。
  さらに、『景観緑三法』の施行に伴い、景観と緑の一体的な政策が推進されており、里地・里山などの森林の保護・育成、まち並みに配慮したみどり環境の形成・景観づくりが進められています。
私たち造園建設業は、オープンスペースをマネージメントし、計画・設計、施工、管理する緑のスペシャリスト・緑地管理のゼネラリストとして「人と自然が共生する『緑の景観・環境』創造事業」をめざしています。

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