癒しの宝庫である群馬県。
「関東平野のはじまる所」に位置し、東・西・北の三方は山に囲まれ、豊富な自然に恵まれている。中でも国立公園に指定されている尾瀬は全国的に有名であり、水芭蕉をはじめ貴重な山岳植物が訪れる人々を魅了している。
また、首都圏の水瓶で「水源の森百選」にも選ばれ、日本最大の流域面積を誇る利根川の源流は、豊かで良質な水の安定的な供給や、快適な生活環境の形成等、後世に引継いでいくため保存活動もされている。
都心からわずか100qにあり都市化が進んでいる中で、このように自然と街とが密接している地域も少ないのではないだろうか。
そんな風光明媚な群馬県をもっと多くの人々に知ってもらいたいとの気持ちから、群馬県は街に緑の意識や知識の普及を図る全国都市緑化フェアの平成20年開催を表明した。国と地方公共団体の協力による都市緑化が目的であるが、過去の都市緑化フェアでは、会場には庭園、花壇、生垣等園芸や農業関連の展示物、テーマ館など設置し様々なイベント行事が展開されて来た。
群馬県での開催が決定になれば、県民参加による公園づくりの実践の機会になり、産業等に幅広い分野になるのではないかと認識している。これらを踏まえて、都市緑化フェアを成功させるため支部で検討していきたい。
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