幅広いラインナップ 日造協の発行図書

造園の専門的技術書から、安全管理、造園技術のPR、緑化樹木のCO2吸収パンフまで多種多様

■ 造園技術 伝統の技−具体的手法とその心−

■ CD-ROM
「 造園技術 伝統の技−具体的手法とその心−」
2002年発行 価格:一般5,000円、会員3,000円
■ もくじ
第1章 妙音の蘇生工法
1.水琴窟について  
(1)設置とその目的 @水琴窟を楽しむための設置場所
A水琴窟の歴史
B水琴窟の構造
(2)各地に点在する水琴窟 @八雲本陣(木幡邸)の水琴窟
A蘇った“妙音”
B出雲(中国山陰地方)にゆかり
C東京でも調査
(3)小堀遠州と不昧公の因果関係 @小堀遠州について
A松平不昧公について
B戦後水琴窟の発見
(4)水琴窟の作り方 @水琴窟内構造の種類
A水琴窟外構造の種類
B窟孔流水の水滴変化装置
C複音装置
2.僧都について  
(1)僧都と石川丈山 「石川丈山年譜」(人見竹洞著)にみる丈山 僧都の真の目的
(2)僧都の構造  
第2章 樹木の掘取り運搬方法
1.機械化を支える在来の伝統的工法  
(1)機械化の進展と手作業の衰退  
(2)機械と在来、両工法の必要性  
2.移動 ・運搬工にかかわる諸作業  
(1)樹木運搬の準備作業 @準備作業
A移動樹木の倒し込み積込み作業
B移動樹木の倒し込み積込み作業
C移動樹木の建込み植付け作業
(2)機械工法「落し鉢工法」 @人数による担ぎ方の違い
A担ぎ玉掛
B幹担ぎ
(3)二脚丸太による短距離移動 @繊維ロープとワイヤロープ
Aワイヤロープ使用の場合の追加作業
3.さまざまな樹木の移動・搬工法  
(1)在来工法「落し鉢工法」 「石川丈山年譜」(人見竹洞著)にみる丈山
A僧都の真の目的
(2)機械工法「落し鉢工法」 @移動樹木の倒し込み搬出作業
A移動樹木の建込み植付け作業
(3)在来工法「立曳工法」 @準備作業
A根掘、下巻き作業
B根巻き作業
Cコシタ、カンザシ組込み作業
D臍抜き作業
E玉掛および曳出準備作業
F曳出しならびに移動樹木到着時の植床調整作業
G組込み材等の解体作業
H植付け幹巻き風除支柱養生取付け作業
(4)横曳工法 @準備工(樹木掘取り倒し込み後)
A樹木浮上吊り上げ作業
B腰板組込み並びに台棒、木馬取付け作業
C荷締め曳出し作業
D目的地への到着、植付け作業
(5)機械工法「移動式クレーン車の利用」 @準備作業
A掘取り根巻き作業
B根鉢の補強、倒し込み、再剪定作業
C移動式クレーン車による移動作業
D目的地に到着、植付け作業
第3章 降雪、降霜対策の技法
1.冬庭に温もりを添える藁化粧  
(1)実用と観賞に役立つ冬の技術  
(2)石灯籠霜除藁化粧の準備作業 @取付け用骨格作り
A釜敷用巻藁への取付け
Bタガへの結束
C化粧結びで完成
(3)藁細工、福寿草について  
(4)化粧ボッチについて  
2.地域性豊な雪吊り  
(1)伝統手法を遵守しながらも変化する雪飾り  
(2)美しい兼六園の冬景色 @市内各所の雪吊りは目の良き保養
A行き届いた兼六園の管理
B実用に即した伝統工法による多種多様な雪吊り
Cマツに施された雪吊り
Dその他の雪吊り工法
(3)新潟 ・清水園の冬景色 @権力の安定と財政の充実が生んだ文化
A伝統技法の幅広さを伺い知る雪吊り
B主君への忠誠心の証か、殿様髷の化粧飾り
(4)江戸(東京)の名園を飾る冬景色 @観賞を目的とした優雅な化粧飾り
A江戸っ子の心意気を表現したバレンの雪吊り
(5)雪吊り研修用のひとくち「メモ」  
第4章 竹垣について
1.竹垣の素晴らしさ  
2.竹垣の分類  
(1)垣の構造による分類 @遮蔽構造とした竹垣
A透かし構造とした竹垣
B遮蔽、透かし折衷構造とした竹垣
C遮蔽、斜め透かし構造とした竹垣
D建物と関連した構造の竹垣
E樹木の保護および補佐的な構造とした垣
(2)立子組子の素材および使い勝手による分類 @立子を垂直に使うもの
A組子を横使いとするもの
B組子を斜め使いとするもの
C組子を編んでゆくもの
D組子を重ねてゆくもの
(3)名称などによる分類 @素材の名称によるもの
A地名、寺院名などによるもの
B形態などによるもの
3.三庭相にまつわる真、行、草の作事技法  
(1)作庭のもっとも基本的な心得  
(2)建物と庭園の接点役を果たす  
4. 真、行、草の作事技法の図解  
(1)遮蔽垣を代表する建仁寺垣について @建仁寺垣根と仏事
A真、行、草の区別
B建仁寺垣にまつわる真、行、草の図解
C古を修めて新しきを生む(ある研修での体験)
(2)透かし垣を代表する四ツ目垣について @修景的にも構造的にも違う今と昔の四ツ目垣
A四ツ目垣にまつわる真、行、草の図解
5.生垣について  
(1)生垣の樹木を支える竹垣駆体  
(2)高垣(高生垣)  
第5章 樹木の剪定について
1.剪定は樹木との会話でその木心を知る  
2.剪定は樹木管理に欠かせぬ技で、切るも剪定、切らぬも剪定  
3.樹木の管理と剪定の意義  
4.剪定の基本的な考え方  
4. 真、行、草の作事技法の図解  
(1)整姿 ・整枝剪定と剪定 ・手入れ作業にかかわる名称  
(2)整姿剪定の目的 @観賞を目的としたもの
A生育を目的としたもの
B実用を目的としたもの
C果実の栽培を目的としたもの
5.整姿剪定のあり方  
(1)自然形剪定法  
(2)人工仕立形剪定法 @観賞を目的としたもの
A生育を目的としたもの
B実用を目的としたもの
C果実の栽培を目的としたもの
(3)刈込み仕立形剪定法  
(4)技を補佐する剪定用具 @剪定鋏
A木鋏
B刈込み鋏
C高枝剪定鋏
D剪定鋸(枝引き鋸)
6.整姿剪定の方法  
(1)剪定の方法 @切詰剪定
A切返し剪定
B枝抜き剪定
C野透かし剪定
D大枝の吊切り剪定
(2)強弱剪定の方法 @頂部優勢生長
A日照による優勢生長
(3)作業要領とその方法 @損傷を与える剪定時期を避ける
A冬期剪定
B春期剪定
C刈込み剪定
D夏期剪定
E秋期剪定
F特殊な樹種の剪定
Gクマザサの剪定について
(4)剪定の時期 @損傷を与える剪定時期を避ける
A冬期剪定
B春期剪定
C刈込み剪定
D夏期剪定
E秋期剪定
F特殊な樹種の剪定
Gクマザサの剪定について
(5)花木の剪定時期 @今年の新枝に花芽をつけ、今年の内に開花するタイプ
A今年伸長した枝に花芽をつけ越冬し、翌年の春にそのまま開花するタイプ
B今年伸びた短枝に花芽がつくか、今年充実した長枝、中枝にも花芽をつけ翌年その花芽がわずかに伸長し、新しい短枝をつくりその先に開花するタイプ
C春に伸びた枝に花芽をつけ越冬して、翌年の春、新梢を伸ばして開花するタイプ
(6)開花によって疲れた木々へのお礼肥  
(7)花木の具体的剪定方法 @フジマメ科、フジ属、花期 四月〜六月
Aアジサイユキノシタ科、アジサイ属、花期 六〜七月
(8)樹木管理上の要点と管理方法 @樹木定植時の管理(養生期)
A定植後三ヶ年を経過(生育形剪定管理方法)
B定植後七年目を迎えての(維持形剪定管理方法)
C定植後十年を経過した後の管理方法(一部樹形再生法)
(9)労働安全衛生法に関わる剪定作業の就業制限 @服装
A保護具
B送電線への対処
C動力伝導工具災害の防止
D脚立、梯子作業
E就業制限にかかわる剪定作業
7.樹種別の基本的な剪定方法  
(1)マツ(クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ) @春の剪定新芽摘みで木姿の基礎を作る
A秋の剪定抜枝、切返し、切詰め剪定で基礎の仕上げ
Bマツの木姿作りあれこれ
(2)常陽針葉樹の剪定について @ヒノキ
Aサワラ
Bスイリュウヒバ
Cチャボヒバ
Dヒムロ
Eカマクラヒバ
Fイブキ
Gカイズカイブキ
Hコノテカシワ
Iアスナロ
Jイチイ
Kキャラボク
Lハイビャクシン
Mコウヤマキ
Nラカンマキ
Oスギ
Pヒマラヤスギ
Qカヤ
(3)常緑広葉樹の剪定について @アカガシ
Aアラカシ
Bシラカシ
Cシイノキ
Dマテバシイ
Eヤマモモ
Fモッコク
Gクスノキ
Hモチノキ
Iヤブツバキ
Jキンモクセイ
Kイヌツゲ
(4)夏秋に開花する落葉樹種の剪定について @サルスベリ
Aザクロ
Bナツツバキ
Cムクゲ
Dハナゾノツクバネウツギ
(5)春に開花する落葉樹種の剪定について @ウメ・・・ぶんごうめ(園芸品種)、あんず(類緑種)
Aサクラ
Bハナミズキ(米名:ドッグウッド)
8.樹木の刈込み剪定について  
(1)刈込み剪定は、鋏を知ること  
(2)高木、中低木の刈込み剪定作業(3〜8m)  
(3)低木及び玉造り株物(50cm〜)1.5m  
(4)高生垣(垣高5〜8m)  
(5)生垣(垣高8m内外)  
(6)混植及び道路緑樹帯  
第6章 造園作業と道具の使い方
1.道具に関する諸事項  
(1)「器具」ではなく「道具と」呼ぶ、その理由  
(2)人力と動力、その特長を生かした工法  
2.用途別の大道具及び小道具と機械器具  
(1)剪定用道具 @木鋏
A剪定鋏
B改良型剪定鋏
C小鋏
D高枝剪定鋏
E刈込み鋏
(2)鋸  
3.剪定用補助具  
(1)脚立  
(2)梯子 @ブッカケ梯子方式
A差し込み丸太方式
B幹乗り作業の梯子掛け
4.樹木の掘取り植栽、土工地均し道具  
(1)スコップ、円匙 @スコップ
A円匙(えんぴ)
(2)鶴嘴、鋤簾 @鶴嘴(つるはし)
A鋤簾(じょれん、おかめ)
B鍬(伐根用)
(3)レーキ  
(4)木槌(このきり)  
5.土工地均し用道具  
(1)たこ、地鏝(じごて) @たこ
A地鏝(じごて)
B笄板(こうがいいた)
6.風除支柱取付け道具  
  @金槌
Aペンチ
B突き棒(きめ棒)
C掛矢
7.垣根工作用道具  
(1)竹垣の三大別と道具の関連性 @遮蔽垣(しゃへいがき)
A透かし垣
B両者折衷垣
(2)垣根工作用道具の目的と使い分け @鋸
A竹挽鋸
B玄能
Cバール
D錐
E鏨(のみ)
F竹割り
G鉈(なた)
H切り出し
I水平器
J墨壺
K墨刺 別名 墨芯
L巻尺・差し金
M繰り針
8.石材工事用道具  
  @こやすけ
A石頭
B鏨(たがね)
Cハンマー
Dせりや
Eまめや
Fいたや
Gけんちハンマー
Hびしゃん
Iかなじめ
J木梃子(きでこ)
K金梃子
9.運搬用具  
(1)運搬用具の種類 @神楽桟(かぐらさん)
Aウインチ(据付け用)
B柱取付け用手巻きウインチ
Cころ
Dそり
E台車
F大八車(だいはちぐるま)
G手車(てぐるま)
H一輪車
I二又と三又(二脚、三脚ともいう)
Jチェーンブロック
K滑車、せび
Lチルホール
Mキリンジャッキ
(2)運搬用補助具の種類 @金属系のロープ、チェーン等
A繊維系のロープ等
10.仕上げ用小道具  
(1)鏝(こて) @目地鏝
A練瓦鏝
B仕上げ鏝(中塗り鏝)
C柳刃鏝
D木鏝
E角鏝、先付角鏝
Fブロック鏝
G特殊な鏝
(2)仕上げに関する補助用具 @練舟、取舟、ねり樽
A刷毛(人造ブラシ)
B左官用バケツ及び杓子、洗い刷子
11.清掃用具  
  @竹箒
A手箒
B熊手
Cブロアー
D箕(み)
12.園芸用具  
  @移植鏝
Aガーデンフォーク
B草掻き、鋤、鍬、鎌、篩、じょうろ(如雨露)
13.電動機工具  
(1)安全対策が肝要  
(2)電動工具の種類 @ドリル
Aグラインダー
B電気鋸
C石切りカッター
14.小型機械類  
  @ヘッジトリマー
A芝刈機
B草刈機
C噴霧器
Dチェーンソー
15.大型建設機械類  
(1)労働安全衛生法にかかわる大型建設機械等の就業制限 @トラクタドーザ
Aトラクター・ショベル
B移動式クレーン
C不整地運搬車
D高所作業車
Eドラグ・ショベル
F玉掛作業を行うために必要な資格
(2)整地、運搬、積込み、据付け、植付け、剪定用機械 @トラクタドーザ
Aトラクター・ショベル(クローラ式)
Bトラクター・ショベル(ホイール式)
C移動式クレーン
D振動ローラー
E不整地運搬車
F高所作業車
(3)掘削用機械 @ドラグショベル(クローラ式)
Aドラグショベル(ホイール式)
ページトップへ戻る
COPYRIGHT(C)2004- JAPAN LANDSCAPE CONTRACTORS ASSOCIATION.ALL RIGHTSRESERVED.