INDEX | 広報 日造協 2005年3月10日 第372号 |
1面 |
平成16年度 第31回全国造園デザインコンクール |
2面 |
第31回全国造園デザインコンクール入賞46作品が決定 |
3面 |
【総・支部だより】 |
4面 |
【総・支部だより】 |
平成16年度 第31回全国造園デザインコンクール 表彰式を開催 協会長賞に德嵩さん
|
造園設計及び製図技術の向上と奨励のために当協会が主催する第31回全国造園デザインコンクールの表彰式は2月4日、東京・千代田区麹町の弘済会館で開催した。今回は過去最高の388作品の応募があり、入選18作品、佳作11作品、奨学賞17作品が入賞した。最も指導力の優れた高等学校に贈られる「文部科学大臣奨励賞」は岐阜県立加茂農林高等学校が5回目の受賞となった。また、総合的に最も優れた作品に贈られる「6日本造園建設業協会賞」は徳嵩桃子さん(長野県須坂園芸高等学校)が受賞した。
今後も素晴らしい感性育つこと望む |
|||||||
春の都市緑化月間 |
春季における都市緑化推進運動が4月1日から6月30日までの3カ月間にわたって全国各地で展開される。運動は、4月29日のみどりの日。同週の緑の週間を中心に行われ、緑の愛護の集いや都市緑化基金等への募金活動が行われる。 |
|||||||
【樹林】
|
近年、ニートと呼ばれる若者が増えています。働くわけでもなく、そうかと言って学校に通い教育を受けたり、職業訓練校を受けている訳でもない若者たちです。2004年版労働経済白書(厚生労働省)によると、2003年にはこのような若者が全国に52万人もいると言われています。今では50人に1人がニートと呼ばれる若者であり、2015年には100万人を超える(第一生命経済研究所)という予測もされています。アルバイトなどの正社員ではない就業や、あるいは働く意思はあるが就業できないというフリーター(400万人)とは区別して、ニート(若年無業者)と分類されています。 |
|||||||
愛・地球博3/25 開幕 「自然の叡智」をテーマに |
審査委員・講評
|
当協会主催、(社)ランドスケープコンサルタンツ協会並びに全国高等学校造園教育研究協議会共催、文部科学省科学省並びに全国農業高等学校長協会後援の平成16年度第9回全国造園デザインコンクールの審査結果が決定した。コンクールは造園の設計及び製図技術の向上と奨励のために実施。応募資格は、一般の部、大学生の部、高校生の部の3部とし、課題はA住宅庭園、B街区公園、C実習作品の3部門。 今回の応募総数は、388点、このうち入選18点、佳作11点、奨学賞17点の計46点が入賞。最も指導力の優れた高等学校に贈られる文部科学大臣奨励賞は、岐阜県加茂農林高等学校が5回目の受賞。さらに、入選作品の中から(社)日本造園建設業協会長賞1点、(社)ランドスケープコンサルタンツ協会長賞1点、全国高等学校造園教育研究協議会長賞2点が選ばれた。なお、詳細は日造協ホームページに掲載予定。
■委員長 油井 正昭(桐陰横浜大学教授)
|
|||||
【麹町箱】 徳島県支部 事務局
|
日造協徳島県支部(森本明男支部長)は、徳島県造園緑地協会(板東孝会長)との合同により、徳島県建設センターにおいて、「公共土木工事と近自然工法」と題して講演会を開催、90余名が参加した。 |
3面
|
【総・支部だより】
札幌の中心に新しい緑の顔
創成川アンダーパス
|
北海道総支部の事務局が入居しているビルの前を南北に流れる創成川河畔(写真)には、シダレヤナギやライラックの木々が生い茂り、札幌の代表的な緑のシンボルとなっています。 |
|
東北地方整備局との「意見交換会」を開催東北総支部
|
東北総支部では、平成17年2月16日(水)、仙台市内ハーネル仙台において、技術研修会ならびに東北地方整備局との意見交換会を開催した。 |
||
【緑滴】 バラスの舗装 内山緑地建設㈱ 桂 久諠 |
新宅雅也がまだSB食品の現役マラソンランナーの頃(古いね)「僕の高校時代はバラスの道で練習したものです」というのを聞いたことがある。 |
||
高度ポリテクセンタープレゼンや CADなど5講座 技術者向けセミナー実施へ |
技術者のための少人数制セミナーを開講する高度職業能力開発促進センター(高度ポリテクセンター)は2005年に行われる土木・造園技術者向けCAD・プレゼンテーションセミナーの受付を2月1日から開始する。 |
||
【事務局の動き】 |
【2月】 |
4面 |
【総・支部だより】
|
近畿総支部主催による講習会を2月18日大阪市北区内の山西福祉記念会館3階大ホールで開催致しました。講演の講師には、高梨雅明国土交通省都市・地域整備局公園緑地課長をお迎えし、日造協本部より野村徹郎技術調査部長が参加、開催しました。会場には、近畿地方整備局、近畿圏内の主要自治体の方、そして、各府県支部会員にご案内したところ、国、自治体から50名、支部会員約80名の計130名が参加されました。 講演は、昨年12月に施行された「景観緑三法」が、「景観法」「都市緑地保全法等の一部を改正する法律」「景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の3つの法律からなっていること。また、この法律は各地域の多様な特性を生かし、景観形成・維持をどう具体的に推進していくか。また、緑の景観は、社会的共通の財産であることから、国の財政支出も同時に制度化されているなど、昭和31年に都市公園法制定以来の画期的な法律であります。 また、「指定管理者制度」は、2003年9月の改正自治法により、「公の施設」の管理委託を、民間業者、NPOなど、様々な団体に委託することができる制度であること。公の施設の範囲も、公園施設・体育施設・福祉施設・療養施設・バス・地下鉄などの交通機関も含まれるとの概要説明がありました。しかし、残念ながら民間には指定管理者としてのノウハウの蓄積経験がなく、多くの困難な問題にぶつかっていることも報告されました。 講演終了後、講師の方々と意見交換会を行い、新しい法制度のもと、官民一体となって、激動変革の時代にあっても緑の基盤づくり、そして造園の高度な技法を次の世代へ残し、継承していく重要性を参加者全員が確認することができました。また、地球規模で悪化の一途をたどる温暖化、特に二酸化炭素排出の縮減計画は、京都議定書の発効により現実的な数値目標を制定するという厳しいものになりました。そこで、二酸化炭素の吸収サイクルに低コストで長期間効果を維持させる手法はやはり、森林樹木等植物によるところが国際的にも高く評価されています。我々協会員は、担い手となるべく経営基盤を強化し若い技術者の育成、緑化植栽技術の研鑚を行い、技術の共有化を図っていくことが専門工事業の生き残り策と考えさせられました。 |
||||
紀伊山地の霊場など世界遺産に
|
古くから「近畿の奥座敷」と呼ばれた、観光立県「紀の国」和歌山県の高野・熊野を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が昨年世界遺産登録されました。 |
|||||
神秘・創造山梨の美のテーマに
|
昨年、浜名湖花博(JFF)を控え、山梨県農務部花卉農産課より設計コンペ参加の依頼があり、応募の結果、県の代表として花博に出展することになりましたので、その企画内容やその後の対応等について紹介させて頂きます。今回は、作品のなかに地域性を出すことが条件になっておりましたので、「神秘・創造山梨の自然美」をメインテーマとして協会内の若手の有志が集まり取り組みました。 |