INDEX | 広報 日造協 2004年12月10日 第369号 |
1面 |
全国都市公園整備促進大会開く |
2面 |
造園工事業におけるみどりのリサイクルシステム構築へ |
3面 |
【技術レポート No. 009】 造園CPD制度のQ&A |
4面 |
【総・支部だより】 |
全国都市公園整備促進大会開く
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「全国都市公園整備促進大会」は、全国都市公園整備促進協議会、国営公園整備促進協議会、大都市公園緑地問題協議会の都市公園3団体が共催で11月19日、東京・千代田区平河町の砂防会館において開催された。 |
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財政・運営検討特別委員会を設置
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財政・運営検討特別委員会が11月9日開催されました。 |
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当協会が作成 |
当協会は、みどりのリサイクルに関して、「チップ及び堆肥の特記仕様書(案)」(チップ及び堆肥化のガイドライン)を発表した。
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【樹林】 東京工業大学 井上 寿
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都市景観の向上、ヒートアイランドの抑制、憩いの場、自然とのふれあいの場の創出など、緑豊かな潤いのあるまちづくりを目指し、様々な方法で都市空間に緑を増やす努力が続けられている。このことは当然ながら評価すべきだし、必要なことで、今後もどんどん増やしていくことが望ましい。しかしそれを子どもの視点から見ると、多くは“手の届かない”緑に見えてしまう。 公園の注意書きに「木登りは危険」、「芝生養生中」、「草花はとらないで」など禁止事項が目に付く。大人も、木に登ることは危険で木を傷めること、草むらは入ると虫に刺されるし、犬や猫の糞尿で不潔等など、自然は触ることさえ許されないもののような表現で子ども達の行動を制していることも多い。 |
造園工事業における
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ガイドラインは、技術委員会(高橋一輔委員長)の「造園工事業におけるみどりのリサイクルシステム構築」検討委員会(中島宏委員長)において、小冊子「チップ及び堆肥の特記仕様書(案)」(チップ及び堆肥化のガイドライン)としてまとめられた。 |
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【麹町箱】 |
私たちが生活している岡山県は、瀬戸内海に面し、また中国山脈と、四国山脈に囲まれた気候の温暖なところである、と我々思っていましたが、台風16号、17号、22号、23号と4個の台風が接近、上陸しました。16号では県の南部地区全体が満潮と高潮に見舞われ住居や工場が大きな被害に遭われました。未だに操業再開の目途がたたず、苦労されている人たちがいます。また23号台風では岡山県北部地域の降雨量も多く、その上気象台開設以来という強風に見舞われました広戸風もおきました。土砂崩れや流木が大量に起きて、国道、 県道、市町村道などに通行不可能なところが数多くあります。未だに倒木、流木の後片付けの、ボランティアを広報を使って募集し懸命の努力をしております。それらの樹木の殆んどが、杉と桧といわれています。間伐や除伐を、されていない事が原因だと思います。戦後の一時期人工林に力を入れた時期がありましたが、外材の輸入に押されて、国内産を生産しても利益が見込めない処まで来ているといわれております。いま地球の環境問題が大きくクローズアップされており、海水温度の上昇や大気汚染の問題を直視し、未来の環境維持の問題は避けて通れない時期にあると思います。行政官庁との意見交換の場を広げて行き、地球のいのちを守っていきたい。そのために我々の意識改革をいかにすすめていくのか、わが造園業界存続を懸けて行こうではないでしょうか。岡山県支部も何時までも気候の温暖な処で在るように祈るばかりです。 |
3面
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【技術レポート No. 009】
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前回は、造園継続教育 「造園CPD制度」の具体的活用方法について説明しましたが、わかりにくい部分もございますので、事前に予想されるQ&Aを紹介します。
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4面 |
【総・支部だより】
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鳥取市内の中心市街地に、昨年小さな街区公園が再整備された。高齢者しかいない寂れた地区の公園は、地区外から若者が入り込んで荒廃し迷惑施設とされていた。鳥取大学と鳥取環境大学の教員や学生が協力して、地区のお年寄りと粘り強く話し合い、市民花壇や流れ、芝生などのある公園に生まれ変わった。休日には演奏会、古本市、落語会などが開かれ、水辺に遊ぶ子供たちの声が弾むようになった。この公園にはソーラー発電を搭載した間伐材ドームがあり、夜間照明の電力を供給している。リサイクルレンガの舗装、流木の標識。今年鳥取県で開催された地球環境問題を扱ったエコアジアの消燈のイベントでは、天ぷら廃食油による発電で、4000個の豆ネオンを照らすなど、地球環境を配慮し、市民の共通の庭としての街区公園になったと自負している。 |
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【総・支部だより】
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10月23日、24日の両日、岩手県で開催された第42回技能五輪全国大会において、造園職種で出場した本県選出のペアが優秀な成績を修め、来年5月のフィンランド・ヘルシンキ市にて行われる国際大会への出場権を見事獲得しました(国際大会への出場権は21歳以下のみ)。 |
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【総・支部だより】
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我が国の経済情勢は引き続き、厳しいことが懸念されるが、これに対応できるよう造園工事業も新たな時代の要請を把握し、新分野も含め事業の拡大に努めていかなければならない。 |
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第42回技能五輪全国大会「技能五輪2004 in 銀河系いわて」が10月22日から25日まで開催され、42職種、1068人が参加。期間中の入場者は約13万人に上った。造園職種は、12都府県から38人が参加。当協会会員から5人が入賞した。入賞者は以下の通り。 |
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【緑滴】
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師走に入ると何となく来年の干支(えと)を意識したり、年賀状の準備が気になったりします。私は毎年その時々の世相を川柳気取りの自己流三十一文字に表し、年賀状に書き添えるようにしておりますが、後で振り返ると当時の時代背景が偲ばれ、考えさせられることがあります。 |
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【事務局の動き】 |
【11月】 |